こんにちは、映画好き大学生のらー（@daigakuseieiga）です。
今回は映画『スパイダーマン:スパイダーバース』について「それぞれのスパイダーマンがマイルス・モラレスの世界に来た時期」と「ピーター・B・パーカーが最後に来た理由」を考察していきたいと思います。
スパイダーバースの続編である『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』も２０２３年に公開ということで予習も兼ねてお読みいただけたらと思います。
ではいきましょう。
グウェン・ステイシーはいつ来た？
グウェンが来た時期
まずグウェン・ステイシーがマイルスの世界に来た時期ですが、彼女は「ピーター・パーカーが亡くなる１週間前にマイルスの世界に出現した」と言っていました。
キングピンたちが開発した加速器によって別の次元から呼び出されたグウェンはマイルスの世界に来た後、マイルスが通う高校に行き、そこでマイルスと出会って彼がスパイダーマンであることに気付きます。
また、その後もオリヴィア・オクタビアス（ドクター・オクトパス）が働くアルケマックスに潜入して加速器のデータを入手しようとしていたところ、マイルスとピーター・B・パーカーがやって来てため、彼らと合流してチームを組みました。
今月２度目の地震
また、グウェンがマイルスの世界に来た時の様子を説明している場面で、ニュースキャスターが「今月２度目の地震」と発言していました。
おそらく地震の原因は「キングピン達が加速器を使ったこと」にあると思われます。
よって、「２度目の地震でグウェンがマイルスの世界に来た」ということは「最初の地震で来たスパイダーマンがいる」ということになります。
では、最初にマイルスの世界に来たスパイダーマンとは一体誰なのでしょうか。
ペニー・パーカー、スパイダーマン・ノワール、ピーター・ポーカーはいつ来た？
ペニー・パーカー、スパイダーマン・ノワール、ピーター・ポーカーが来た時期
最初にマイルスの世界に来たと考えられる人物がペニー・パーカー、スパイダーマン・ノワール、ピーター・ポーカーの３人です。
彼らはピーター・B・パーカーやマイルス、グウェンよりも先にメイおばさんのもとへ行っていました。
このことはメイおばさんがピーター・B・パーカーが別の次元から来たのを知っていたことからも分かります。
そのため、ペニー・ノワール・ポーカーの３人が加速器による１度目の地震でマイルスの世界に来た後、メイおばさんを訪ねたと考えられます。
３人はピーター・パーカーと会っている？
しかし、ここで疑問となることがあります。
それは「ペニー・ノワール・ポーカーはピーター・パーカーと会っていたのではないか」というものです。
これまでのことから、３人はマイルスの世界のピーター・パーカーが亡くなる前に来たと考えられます。
グウェンもピーターが亡くなる前に来ましたが、彼女はマイルスと共に行動するようになってから初めてメイおばさんのもとへ行きました。
しかし彼らはすでにメイおばさんの家にいたため、生前のピーターに会っていた可能性があるのです。
ただ、ピーターはマイルスがスパイダーマンであることを知った時「僕１人かと思ってた」と発言していたため、その可能性は低いと思われます。
そのため、おそらく３人はニュースでピーターが亡くなったことを知った後にメイおばさんのもとへ行ったのでしょう。
ピーター・B・パーカーはいつ来た？
ピーター・B・パーカーが来た時期
ピーター・B・パーカーがマイルスの世界に来た時期ですが、彼は「ピーター・パーカーが亡くなった日」に来ました。
よって彼が最後にマイルスの世界に呼ばれたスパイダーマンであると考えられます。
ピーター・B・パーカーが最後に来た理由
ではなぜ、ピーター・B・パーカーが最後に呼ばれたスパイダーマンだったのでしょうか。
その理由は「ピーター・B・パーカーが最もピーター・パーカーに近い人物だったから」だと僕は思います。
マイルスの世界のピーター・パーカーが加速器を止めようとした時、彼はグリーンゴブリンに加速器から発された粒子の中に押し込まれてしまいます。
その時、粒子の中にピーター・パーカーのDNAが流れ込んだことで、ピーター・パーカーとDNAが近しい人物が呼び出されたのだと考えられます。
そしてその人物がピーター・B・パーカーだったのでした。
しかし、なぜそれまで彼は呼び出されなかったのでしょうか。
その理由は「ピーター・B・パーカーが来るとブラックホールが発生してしまうから」であると考えられます。
ピーター・B・パーカーとピーター・パーカーの類似点は、名前や生きていた時代、これまでの経歴など色々あり、ピーター・B・パーカーの方が歳をとっているだけでほぼ同じ人物と言ってよいでしょう。
そのため、彼が来ることで同じ次元に限りなく近い２人の人物が存在することとなり、矛盾が発生してしまいます。
そしてその矛盾によってブラックホールが発生するのではないかと思われます。
だからこれまでは同じスパイダーマンであっても時代や種族が違うスパイダーマンを加速器が意図的に呼んでいたのだと思います。
しかし今回は加速器に直接ピーター・パーカーのDNAが流し込まれたことでピーター・B・パーカーが呼ばれてしまいました。
あはや世界の崩壊の危機でしたが、その直後にピーター・パーカーがキングピンの手によって亡くなったことで、ギリギリのところで踏みとどまったのだと考えられます。
引き継いだピーター・パーカーとしての役目
このような理由から最後にマイルスの世界に呼ばれたピーター・B・パーカーでしたが、ピーター・パーカーに最も近い人物として、本来ピーター・パーカーが果たすはずだったマイルス・モラレスの師匠的な役割を務めていました。
また、ピーター・パーカーが２人いる矛盾が解消された後も別次元のスパイダーマンやキングピンの妻と息子が複数存在する矛盾によってブラックホールが発生する危険性は残っており、それを防ぐために、ピーター・パーカーの役割をマイルスと共に引き継ぎ、加速器を破壊したのでした。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
当ブログ「男子大学生の映画部屋」ではこの他にも映画の感想や考察を紹介していますので映画好きの方もそうでない方も楽しんでもらえたら嬉しいです。
ではまた。