こんにちは、映画好き大学生のらー(@daigakuseieiga)です。
今回はアントマンシリーズの第3作目となる『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が2023年の2月17日に公開ということで、その予習として視聴した前作『アントマン&ワスプ』の考察をしていきたいと思います。
『アントマン&ワスプ』は『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の予告にも出てきた「量子世界」に行くための装置を作って主人公スコット/アントマンのパートナーの母親ジャネットを救出するお話でした。
そこでヴィランの立ち位置として出てきたのが体を構成する分子の状態が不安定になったことによってものをすり抜けることができる女性のゴースト/エイヴァでした。
今回はこのゴーストに注目してゴーストが『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で再登場するのかどうかを考察していきたいと思います。
ゴーストが『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で帰ってくる?
ヒーリング粒子がキーアイテム!
結論から言うと、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』にゴーストが登場する可能性はあると思います。
そう考えた理由はゴーストの分子の安定状態が不完全であるからです。
確かに、『アントマン&ワスプ』の終盤でゴーストはジャネットの力によって分子の状態を安定させることができたため、ゴーストからすればスコット達にわざわざ量子世界にまで会いに行く必要はないのではないかと思う人もいるかもしれません。
しかし、それはゴーストの分子の状態が完全に安定していた場合の話です。
『アントマン&ワスプ』のポストクレジットではスコットが量子世界で「ヒーリング粒子」と呼ばれるものを採取しており、「友達のゴーストに届ける」という旨の発言をしていました。
このことからゴーストの分子の安定状態は不完全であり、定期的にヒーリング粒子を摂取しなければいけないということが考えられます。
また、『アントマン&ワスプ』の終盤でジャネットがゴーストを助けることができたのもジャネットが自身の体内にあったヒーリング粒子をゴーストに流し込んだからだと考えられるため、ジャネットやスコット達が量子世界に飛ばされてしまった今、ゴーストはヒーリング粒子を新たに得る手段を失ったと言えます。
そのため、ゴーストがヒーリング粒子のストックを使い切って新しくヒーリング粒子が必要となったため量子世界までスコット達を救出しにくるという展開になる可能性があります。
ビル/ゴライアスと共に量子世界に来る!?
ただこの展開でゴーストが登場するのが難しいと考えられる点があります。
それは物語の舞台が量子世界だということです。
『アントマン&ワスプ』はアリサイズまで小さくなるとはいえ比較的普通の世界が舞台だったのでゴーストはスコット達に簡単に接触できたのですが、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は量子世界という明らかに異質な世界が舞台でありゴーストがどうやってスコット達に接触するのかが大きな課題となります。
量子世界に行く方法は限られており、ゴーストは『アントマン&ワスプ』の時点では量子世界に行く手段を持っていません。
また、予告でスコットやホープだけでなく、ピム博士やジャネット、そしてスコットの娘のキャシーまで量子世界に飛ばされてしまっているので、スコットを救出するためにピム博士やキャシーなどがゴーストの力を借りるという展開も期待できません。
しかし、これまでアントマンシリーズに出てきた登場人物の中にゴーストが量子世界へ飛ばすことができそうな人が1人います。
それはビル・フォスター/ゴライアスです。
ピム博士の元同僚であり大学で量子に関する講義を行なっていたビルは『アントマン&ワスプ』においてゴーストの協力者としてスコット達を追っており、ピム博士が量子世界へ行くために作った装置も調査していたため、量子の世界へ行く方法を理解していると考えられます。
また、『アントマン&ワスプ』でビルは分子状態が不安定だったゴーストの命を救うために協力していたため、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でもゴーストの分子状態が再び不安定になればおそらくビルはゴーストを助けるために量子世界に行くための装置を作りゴーストを量子世界に送る、もしくは自分自身も量子世界に行ってスコット達を救出しに来るかもしれません。
そしてゴライアスとしてアントマンやワスプと共闘する可能性もあります。
ゴーストは量子世界の住人になるかもしれない
ここからはゴーストが『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で再登場して量子世界に来た後の考察をしていきます。
僕はゴーストが何らかの手段によって量子世界に行くことができた場合、最終的に量子世界に残って暮らすことを決意すると考えています。
なぜそう考えたかというとさっきも言った通りゴーストの分子の安定状態は不完全であり、定期的にヒーリング粒子を摂取する必要があるからです。
ヒーリング粒子は量子世界で採取することができるため、量子世界で暮らせば生活できるかどうかの問題は別にして少なくともヒーリング粒子に困ることはありません。
また、ジャネットは量子世界で30年を過ごすことで量子世界に適応してヒーリング粒子を体に取り込めるようになっていました。
そのためゴーストも量子世界で暮らしていればいずれは適応できるようになり、ヒーリング粒子を取り込む能力を得て分子状態を完全に安定させられるることが出来るようになると考えられます。
さらに、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』では量子世界で一種の文明都市が築かれている場面も見られます。
予告から考えるとジャネットはこの都市の存在を知っており、おそらくこの都市でピム博士が救出しに来るまでの時間を過ごしていたと考察できるため、ゴーストもこの都市の住人と打ち解けることができれば量子世界で生きていくことが出来ると思われます。
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でゴーストを再登場させるとしたらゴースト自身にも大きな変化が訪れることが予想されるため、そう考えると量子世界で新たな人生を歩み始めるという展開が一番妥当なのではないかと僕は思いました。
ゴーストをもう一度見たい!
そして、シンプルに僕がもう一度ゴーストが活躍している姿が見たいため、ゴーストには『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で是非とも再登場してほしいです。
ゴーストの生い立ちなどの設定やビジュアルは魅力的なので1作品で終わらせるのは勿体無いと思います。
なので再登場してくれたらとても嬉しいです。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
当ブログ「男子大学生の映画部屋」ではこの他にも映画の感想や考察を紹介していますので映画好きの方もそうでない方も楽しんでもらえたら嬉しいです。
ではまた。